台湾日本人会

 

<体育厚生部>ラグビ-の活動報告その4

第1回アイランドカップ観戦記(2012年8月掲載)

62()1430分。フィリピンはマニラ、NEW WORLD HOTELのロビーに総勢19

のゴリラが集まった。

1回アイランドカップの戦いの地ALABANG EAGLES GROUNDに向けて出発するところ

ある。

本大会のきっかけは201012月に台北で開催されたアジアンジャパニーズカップ

(AJRC)プレート戦での決勝戦、死闘の末優勝を分かち合ったマニラハポンズとの

試合まで遡る。

 

この時、両チームの健闘を讃えて年1回の定期戦を開催することを誓い合ったのだ。

1回の定期戦は翌年20117月にハポンズを台北にて迎え撃ち、台湾FIVEWOODS

これを制した。

 

その後201112月にジャカルタで開催されたAJRCグループ予選でハポンズと三たび

対戦し、またもやFIVEWOODSがこれを制した。

歴史あるハポンズにしてみれば新興チームのFIVEWOODSに三連敗はありえない。

ましてや今回は彼らのホームグラウンドでの戦いであり、死に物狂いで今回の

試合に臨んでくるに違いなかった。

 

2回となる今年の定期戦ではジャカルタチームをオープン参加として迎えて

1回 アイランドカップと名打って、四たび顔を合わせることとなった。

 

今回、私は練習中の負傷によりこの試合に間に合わずサポートに回ることにした。

試合に出られなくとも仲間を支えることが出来る。同じように負傷中の牛山代表、

谷野副将も同じ思いであっただろう。この3名でメンバーを裏から支えること

なった。

 

ここで10人制ラグビーについて少し触れておこう。

通常ラグビーと言えば1チーム15人で80分を戦うが、10人制ラグビーはグラウンド

の広さこそ15制と同じであるが、試合時間は16分前後と短くなる。

時間も短く人数も少ない分、戦い方や求められるスキルが自ずと変わってくる。

ラグビー(15人制)の経験者だからと言って必ずしもすぐに順応出来る訳ではない、

それは逆に言えばラグビーの経験者でなくとも順応出来ることを表す。

事実、FIVEWOODSを支えるメンバーにはこの台湾に来てから始めたものも少なくなく

、その中には既にチームの中核を担うものもいる。

 

さて、試合は前半3分、FIVEWOODSの核弾頭、台湾代表の経験も持つ陳副将

(日本人会準会員)がトライし先制、ゴールはならずもこのまま前半を5-0で終えた。

後半2分、ハポンズがFIVEWOODSの隙をついてトライ、ゴールも決められ5-7と逆転

されてしまう。

 

その後、一進一退の攻防の中で両チームとも意地を見せ、夫々1トライ1ゴールを

決めて12-14とした後半残り1分。

次に試合が止まれば試合終了という状況からFIVEWOODSはその真価を発揮する。

センター付近でのハポンズの反則を機に3分間にも渡る怒涛の連続攻撃。

その間ハポンズに一度もボールを触らせることはなく、もはやハポンズには反則

しかFIVEWOODSの攻撃を止める手立ては残っていなかった。

ゴール前でハポンズの反則を誘うと密集から闘将山本主将が抜け出して意地の逆転

トライ。ゴールも決まってそのままノーサイドとなり、19-14で逆転勝利。

まさに神がかり的な逆転劇とも言うべき幕切れであった。

続くジャカルタ戦にも勝利しFIVEWOODSは無敗のまま本大会を制したのであった。

 

試合後のレセプションでは優勝カップの授与式の後、FIVEWOODSの部歌が会場に響き

渡った。海外では初の披露である。

 

大会MVPはもちろん山本主将。

私が知る限り彼の公式戦でのトライはこれが初ではなかったかと思う。

そんな彼もついに4年の駐在生活を終え今年の7月には台湾を去り日本に帰る。

つまり彼にとってはFIVEWOODSとして最初で最後となる公式戦でのトライとなった

わけだ。

 

思い返せばTWJRCと名付けられた日本人チームが約2年半前にFIVEWOODSとして大きく

生まれ変わり今に至るのも彼と海老名前代表(本年5 月に帰国)の地道な努力があって

のこと。

彼はこの間、主将として仕事と家庭に費やす以外の全ての気力と時間をFIVEWOODS

の発展に捧げてきた。

それを考えれば彼のこの大一番での大仕事は当然の結果であったと言えるだろう。

まさに最後の最後に「ラグビーの神様」が彼に微笑んだのである。

 

一方でFIVEWOODSとしては偉大なプレーヤーをまた一人失うことになる。

いや彼を含む3名もの主力メンバーがこの夏台湾を去るのである。

駐在員チームの宿命とは言えこれを乗り越えていかなければならないのは相当

試練である。

残されたメンバーは次の目標12月のAJRCに向けて再び走り出さなくてはならない。

これからも新しいメンバーが加わってくれることであることを期待して。

そしてFIVEWOODSはたとえメンバーが変わってもその歴史を刻んでいくことに

なるのだろう。

こうして激戦を制したゴリラたちは傷ついた体を引きずりながら森に帰って

いったのであった。

第1回アイランドカップ観戦記


更新時間2013-08-08 19:53:10


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